2025.9.15ぶんちゃんこざかなくんカップ準決勝・決勝
- Esbloger
- 11月28日
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9月15日はぶんちゃんこざかなくんカップの準決勝、決勝が志和市民グラウンドで行われました。準決勝の相手は賀茂フレンズさんでした。
東広島寺西イーグルス9-3賀茂フレンズ




















立ち上がりは緊張からか選手たちの動きが固く、四球やミスが重なり、初回表に3点を先制されてしまいました。
すぐさま反撃したい裏の攻撃、1番打者がセンターへの三塁打で口火を切ると、ここから打者1巡の猛攻で一気に5点を返し、流れを完全に引き寄せました。
その勢いのまま、2回に1点、3回に2点、4回に1点と着実に得点を重ねます。
守備でも2回以降は落ち着きを取り戻し、粘り強いプレーで失点を許さず、見事決勝進出を決めました。
決勝戦の相手は東広島ジュニアさんでした。
前回は好ゲームの末、勝利することができましたが、油断することが出来ない強いチームです。
東広島寺西イーグルス6-8東広島ジュニア






















初回、1番打者がヒットで出塁し、3番打者の内野ゴロの間に生還して1点を先制します。
裏の守りも三者凡退に抑え、良い流れで試合が始まりました。
続く2回の攻撃では、制球に苦しむ相手ピッチャーから四球を3つ奪い、2アウト満塁で絶好調の1番打者に打順が回ります。ここで追加点を奪い試合を優位に進めたいところ、2ボール2ストライクからの5球目を鋭く捉えると、ライト線への長打となり、なんと満塁ホームラン!ベンチも大盛り上がりで、一気に勝利を手繰り寄せました。
その裏も無失点で切り抜け、2回終了時点で5-0と完全に勢いに乗ります。
しかし、3回の守りでは上位打線に連続ヒットを許して1点を返され2アウト1・2塁の場面となります。ここは集中して最小失点に抑えたいところでしたが、その時雷鳴により試合が一時中断に。選手たちの集中が切れないか心配される状況となりました。
試合再開後、打ち取った打球をエラーしてしまい、さらに二塁打を浴びてこの回だけで4点を返されてしまいます。そこから嫌な流れを断ち切れず、4回にも4点を追加されてしまいました。
何とか逆転したい5回の攻撃、先頭の2番打者が二塁打で出塁し、四球とエラーが重なって1アウト満塁のチャンスを迎えます。ここで6番打者がレフト前にタイムリーヒットを放ち、貴重な1点を返して2点差まで詰め寄りました。
しかし、反撃の機運は高まったものの、そこから得点することができず、残念ながら決勝戦を勝ち切ることはできませんでした。
整列を終えた後、選手たちは悔しさに耐えきれず、その場に泣き崩れて立ち上がれないほどでした。わずかな流れの変化が試合を大きく左右する、野球の難しさと残酷さを、身をもって感じた試合だったと思います。
「絶対優勝するぞ!」と臨んだ最後の公式戦。
選手たちは最後の瞬間まで勝ちたい気持ちを途切れさせることなく、全力のプレーを見せてくれました。ベンチや応援団も一体となって声を張り上げ、まさにチーム全員で掴みにいった試合でした。
県優勝という大きな目標には届きませんでしたが、その過程で本当に最高のチームに成長してくれました。胸を張っていい、素晴らしい試合だったと思います。
ありがとう!イーグルスの選手たち!!




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