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  • 執筆者の写真Esbloger

2024.4.7  県スポ少南部地区予選②

更新日:4月11日

4月7日は竹原J-POWERグラウンドにて広島県スポーツ少年団軟式野球交流大会南部地区予選の2日目が開催されました。いよいよ今日が準決勝、決勝の日となりました。試合前に監督から選手達へ2つの事を伝えられました。1つは「緊張で体が動かなくなった時は監督の顔を見ろ!」そしてもう1つは「自分が失敗しても誰かがカバーしてくれる。だから誰かが失敗した時、自分がカバーしてやれ!」という言葉を貰い、チーム全員で勝ちにいく意志の確認をして試合に挑みました。



東広島寺西イーグルス5−0東広島ジュニア


準決勝の相手は東広島ジュニアさんでした。東広島ジュニアさんは前大会で逆転負けを喫した相手だった為、力の入る対戦となりました。イーグルスは先発投手の立ち上がりが悪く初回の守りから四球を2つ出し、いきなりピンチを招きます。顔面蒼白のピッチャーに監督とキャッチャーが同時にタイムをかけマウンドに駆け寄ります。そして、流れを変えるパフォーマンスを一度行い0点で切り抜けます。その後、ベンチへ戻った選手達へ監督は「直ぐに援護して楽にしてやれ!」の一言で全員が鼓舞し、執念の四球と執念のスクイズを2つ決め2点を先制し援護します。仲間の想いに応えるようにピッチャーも立直り、2回以降は四球もなく、バックのファインプレーもあり1安打完封で締め5-0で勝利し決勝戦へ進みました。


















東広島寺西イーグルス2−1東広島ウルフ


決勝戦の相手は東広島ウルフさんでした。後攻のイーグルスは初回の守り、先頭打者を死球で出塁させると2本のヒットで1点を先制されますが、後続をピシャリと抑え、流れを渡さず良いムードで裏の攻撃に入ります。そしてツーアウト2塁からセンター前へ執念のポテンヒット放ち、同点とします。その後は最終回まで両チーム共、毎回のように得点圏にランナーを進めながらも得点を奪えず、タイブレークに入ります。ここで監督はいつもの魔法の言葉を掛けます。「決勝戦でタイブレークまでさせてもらえて幸せじゃの。しっかり楽しんでこい!」と、一言声を掛け選手達を送り出します。タイブレークから5年生ピッチャーがマウンドに上がりましたが、バックがしっかり盛り上げ、落ち着いたピッチングをみせ0点で凌ぎ攻撃に入ります。そして最後は、ワイルドピッチの間に2塁ランナーが好走塁をみせ、一気にホームインしサヨナラ勝ちを収めました。2日間で4試合の中、選手達は集中力を切らさずよく頑張ってくれました。これも冬場の体力づくりの成果だと感じる試合でした。




















この大会は悪夢の逆転負けから1ヶ月、選手と監督、スタッフ、保護者会、そして各代のOBの方が一丸となり掴んだ県大会への切符でした。何としても取りたいという全員の強い想いの中で投げるピッチャーの重圧は、想像以上にあったと思います。しかしそれを支える選手全員のプレーが気迫に満ちていました。幾つものファインプレーや取れるアウトを確実に取り、常にピッチャーを盛り上げていました。試合前、監督に言われた言葉通りのプレーを実行していたように思います。この大会で、また一つ成長した選手達をこれからも応援していきたい。

やっとスタートラインに立ったぞ、イーグルスの選手達!


この2日間、南部地区予選にもかかわらず数多くのOBの方が応援に駆け付けて下さいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

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