10月20日メジャー組は瀬野川運動公園野球場にて開催された第11回マエダハウジングカップ野球大会の2日目に参加して来ました。64チームから16チームへ絞られた大会2日目の3.4回戦は激戦が予測され、全団員での全体応援となりました。
中筋スポーツ少年団軟式野球部5―6東広島寺西イーグルス
3回戦の対戦相手は中筋スポーツ少年団さんでした。この試合は60分ゲームと短く、強力な中筋打線相手という事もあり早めの得点がカギとなる為、打順を大きく換えて挑みました。初回の守り先頭打者をアンラッキーなヒットで出塁させると右中間へ2塁打を放たれ先制点を奪われます。しかし直ぐ裏の攻撃で、監督の采配に応えるかのように2番打者のソロホームランで追い付きます。そして2回裏の攻撃、ツーアウトから7番打者のツーベースヒットを皮切りに8番打者の執念のテキサスヒットで1点、さらに9番打者が12球粘り四球を選ぶと続く1番打者も四球で出塁し満塁とした後、2番打者のタイムリーヒットで3点、この回一挙4点を追加します。流れに乗るイーグルスは3回にも7番打者の犠飛により1点を追加します。ところが最終回、2つのエラーと四球でノーアウト満塁とされた後ヒットとエラーから4点を返され1点差に詰め寄られ、尚もツーアウト満塁のピンチを迎えます。しかしながらチーム全員が勝ちを諦めず、最後は気迫のこもった投球で見逃し三振に打ち取り勝利を収めました。
祇園オアシス1―3東広島寺西イーグルス
4回戦の対戦相手は祇園オアシスさんでした。祇園オアシスさんとはこれまでに対戦経験が無く初めての対戦となりました。イーグルスは初回の守り2本のヒットからワンアウト満塁のビンチを迎え、スクイズで1点を先制されますが、2回裏の攻撃で6番打者のレフトオーバー、7番打者のセンター前と2本のヒットで追い付きます。さらにツーアウト満塁から3番打者のレフト前ヒットで1点を加え逆転に成功します。3回にも5番打者のスリーベースヒットから6番打者のスクイズと貴重な追加点を奪います。そして2点リードで最終回に入り、又もツーアウト満塁のピンチを迎えます。ここで監督が一度タイムを取りマウンドに駆け寄り言葉を交わします。そして最後は6年生達が見守る中、5年生投手が空振り三振に打ち取り準決勝へ進出を決めました。
試合後のミーティングで監督はプレッシャーの掛かる状況の中であっても教わってきたことをしっかりとプレーし、それをルーキーやリトルの選手達へどれだけ魅せてあげれるかが今、6年生に与えられた課題だという事を話されました。2試合共、最終回の守りで最大のピンチを守りぬきました。選手達は今季、最終回のプレッシャーに何度も苦い思いをして来ました。そんな思いから「最後にもうひと花咲かせたい」というこの大会に懸ける強い意思が選手達を成長させた様でした。そして監督の言う「憧れられる6年生になれ!」に少し近づけた気がしました。
卒団までもう時間がないぞ、憧れられる先輩になれ、イーグルスの6年生!
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