8月5日は第43回広島県教育事業団学童野球大会南部地区予選の3日目準決勝が竹原三井金属グラウンドで開催されました。
対戦相手は今年公式戦で5回目の対戦となる東広島ジュニアさんでした。過去4試合は2勝2敗。全て1点差ゲーム。直近の2試合は逆転負けを喫しており選手達はリベンジに燃えていました。
東広島寺西イーグルス9-1東広島ジュニア
イーグルスの初回の攻撃はランナーを出すものの相手チームの好守による二重殺で得点できません。その裏の守りでは先頭打者にランニングホームランを許し、いきなり先制点を奪われます。その後の2番・3番打者にも連続四死球を与え最悪の流れに!ここで監督が守備タイムをとり選手のもとへ行き、魔法の言葉を掛けます。魔法の言葉に力を貰った選手達は無死1・2塁のピンチを連続三振と内野ゴロで凌ぎ、何とか最少失点に抑えます。2回・3回のイーグルスの攻撃は粘り強く相手投手を攻めヒット等で出塁したランナーを犠打を絡め得点を奪い3回終了時点で3対1とします。4回にも攻撃の手を緩めず満塁の場面で走者一掃の満塁ランニングホームランも飛び出し一挙6点を奪います。守っては2回以降先発投手がいつもの調子を取り戻し、4イニングを完投し9対1で勝利し決勝進出です。
3つ目の県大会出場を懸けた決勝戦の相手は今年初対戦となる東広島ウルフさんです。
東広島寺西イーグルス3-2東広島ウルフ
イーグルスは序盤からピンチを招きながらも失点を許しません。しかし3回に守備の乱れから失点し2点ビハインドとなります。攻撃面ではウルフさんの好投手を打ち崩す事ができず打線が沈黙。3回まで一人のランナーも出せません。4回のイーグルスの攻撃、先頭打者のキャプテンが痛烈なレフト前ヒットと盗塁で好機を演出すると、その後は犠打やタイムリーヒットで畳掛け一挙3点を奪い逆転に成功します。中盤以降はウルフさんの強力打線に逃げることなくイーグルス投手陣が立ち向かいます。その姿に応えるようバックも好守で盛り上げ失点を許さず3対2で勝利し優勝です。
今大会は猛暑の中、3日間で4試合を戦い抜きました。特に3日目は緊張感の中、準決勝・決勝と2試合集中力を切らす事無くプレーしました。準決勝ではビックイニングを作り試合を決め、決勝戦ではワンチャンスを物にし逆転勝利。前半戦の公式戦では見られなかった「ここ一番での集中力・勢い」はチームの成長を感じる場面でした。これで3つ目の県大会出場権を獲得!今年のチームの目標である「県大会で1勝!」に再チャレンジすることができる事になりました。10月の県大会で目標達成に向け引き続きチーム一丸となり頑張りますので応援宜しくお願い致します。
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