11月12日ルーキー組(4年生以下)は東広島ジュニアさんにお招きいただき、福富多目的グラウンドで開催された第14回東広島ジュニア親善野球大会のルーキーカップに参加し、戦ってきました。先週の大会は決勝で敗れ準優勝という悔しい結果だったので、他会場で試合をしているメジャー組とのダブル優勝を目標に臨みました。 東広島寺西イーグルス5-2昭南ベースボールクラブ 初戦の相手は、西部地区の昭南ベースボールクラブさんで、初めての顔合わせとなりました。イーグルスは初回から相手の先発投手を攻め、ノーヒットながら盗塁とバントを絡めながら2点を奪って試合の主導権を握ります。3回は好機を作りながら内野フライが続き、無得点に終わるかと思われた二死2塁の場面で、先週から打撃絶好調の2年生選手が打席に。見事センターにヒットを放ち、この回2点の追加点を奪いました。4回に四球とエラーが重なり2点を返されましたが、さらに追加点を加えて、5-2で快勝しました。
東広島寺西イーグルス8-8東広島ジュニア 2戦目の相手は、同じく東広島地区の東広島ジュニアさんでした。9月下旬に練習試合で対戦した時には、2戦2敗を喫しており、今回何としても雪辱を果たしたい1戦でした。イーグルスは後攻で試合開始しました。1回表、ヒットで出塁したランナーを2塁に進められると、レフトへのヒットで1点を先制されます。しかしその裏、四球が続いて一死満塁となったところでスクイズが決まり、すぐに逆転します。その後も息をのむシーソーゲームの展開でしたが、5-3と2点リードで最終回を迎えます。マウンドに立つ投手はこの日4回途中から登板しここまで無失点でしたが、最終回のプレッシャーは大きく、制球の乱れから5失点を喫し、最終回で8-5と突き放されて最後の攻撃を迎えました。思った以上の苦しい展開から、既に目に涙を浮かべている選手もいましたが、「今日は何としても勝つ」という目標を選手同士が確認し合い、円陣で声を掛け合って先頭打者を送り出しました。すると、ライトへ強い当たりを放ち、見事ランニングホームラン!一気にベンチが盛り上がります。そこからセンターとショートへの連続安打からワイルドピッチが重なり無死2・3塁となります。ここで初回でも見せたツーランスクイズ!きっちり転がし、土壇場で同点に追いつきます。このまま一気にサヨナラ勝ちに持っていきたいところでしたが、後続が打ち取られ、8-8で試合終了となりました。
粘り強い試合を見せたルーキー組でしたが、得失点差により残念ながら準優勝となり、目標にしていたダブル優勝を叶えることができませんでした。選手にとっても決して忘れることのできない試合になったと思います。この大会で1勝を勝ち取ることの難しさ、そして最後まであきらめないことの大切さを学ぶことができました。
大会に御招待くださった東広島ジュニアの皆様、早朝からの準備と大会運営、そして貴重な試合の機会をくださりありがとうございました。
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